
「損小利大」が投資家心理では難しい理由
トレードでは「損失を小さく、利益を大きく」と言われます。
理屈は単純ですが、実行は簡単ではありません。
プロスペクト理論では、人は同程度の利益よりも、損失を強く感じる傾向があるとされています。
そのため、実際の取引では、
- 利益が出ると、失うのが怖くなって早く確定する
- 損失が出ると、確定したくなくて保有を続ける
という行動が起きやすくなります。
結果として、利益は小さく、損失は大きくなり、「損小利大」と逆の行動になります。
この問題を意志の強さだけで解決するのは困難です。
エントリー前に損切り・利確条件を決めること、注文を自動化すること、ルール外の変更を記録することが重要です。
EAを使う理由の一つも、感情による判断を減らすことにあります。
ただし、EAを途中で停止したり、設定を頻繁に変更したりすれば、同じ心理が介入します。
自動売買でも、必要なのは優れたロジックだけではなく、決めたルールを継続できる仕組みです。
本記事は個人のEA検証記録であり、投資助言ではありません。