
ChatGPTで作ったEAは、本当に使えるのか?
最近はChatGPTを使えば、MT5のEAをかなり簡単に作れるようになりました。
私自身もEA開発にAIを利用しています。
では、ChatGPTで作ったEAは実際のトレードで有効なのでしょうか。
メリット
最大のメリットは、開発速度です。
- EAのコード作成
- ロジックの修正
- フィルターの追加
- エラー修正
- パラメータの変更
こうした作業を短時間で繰り返せます。
以前ならプログラムを書くこと自体に時間がかかりましたが、現在は「アイデア → EA作成 → バックテスト」までをかなり速く回せます。
これは非常に大きなメリットです。
デメリット
一方で、
「EAを作れる」ことと「利益を出せるEAを作れる」ことは別の話です。
ChatGPTは指定された条件のEAを作ることはできますが、そのロジックが将来の市場でも有効かどうかを保証するものではありません。
特に注意しているのがカーブフィッティングです。
バックテスト結果を見ながら、
- この条件を追加する
- この時間帯を除外する
- このパラメータを変更する
という修正を何度も繰り返すと、過去の相場にだけ適合したEAになる可能性があります。
バックテストでは非常に良い成績でも、フォワードテストでは機能しないことがあります。
ChatGPTはEAを作る道具
私が現時点で感じているのは、ChatGPTは「勝てるEAを作ってくれるもの」ではなく、「EAの開発と検証を高速化する道具」として非常に有効だということです。
重要なのは、完成したコードではなく、その後の検証です。
バックテストだけで判断せず、十分なSample Sizeを確保し、フォワードテストで実際の相場でも機能するか確認する。
AIでEAを簡単に作れるようになったからこそ、以前より検証の重要性が高くなったと考えています。
実際のEA成績
Alpha Ledgerでは、実際に稼働・検証しているEAの成績を公開しています。
利益だけでなく、取引数、ドローダウン、Profit Factorなども記録しています。
本記事は個人のEA開発・検証記録であり、投資助言ではありません。